縮尺1:200とは?
縮尺1:200は比率で、最初の数字が図面上の大きさ、次の数字が実際の大きさを表します。図面上の1単位が、実際には同じ単位の200に相当します。つまり紙の上の1センチが、現実では2メートルになります。
縮尺1:200は1:100の一段下にあたります。細部はやや失われますが、その分広い範囲を収められます。建物が1つだけでは小さすぎる場合や、敷地全体を1枚の用紙に収めたい場合に向いています。大きな建物や複数の建物、敷地全体が図面に収まり、それでいて道路・駐車場・隣地境界までの距離は読み取れる大きさのまま残ります。
縮尺1:200は計算も簡単です。縮尺係数は0.005、つまり1/200です。実際の長さを200で割れば図面上の長さになり、図面上の長さを200倍すれば実際の大きさが分かります。両側で同じ単位を使うかぎり、どの単位でも計算は成り立ちます。
縮尺1:200はどこで使われる?
縮尺1:200は、広い範囲を1枚の用紙に収めて見せたいときの定番です。
- 配置図 — 建物の外形、進入路、駐車場、緑地を敷地全体に配置したもの。
- 全体計画図 — 構内、工業用地、街区など、複数の建物をまとめて見せるもの。
- 測量図 — 敷地全体を用紙に収める必要がある土地の測量。
- 大きな建物 — 倉庫・学校・商業施設など、見やすい1:100の図面には大きすぎるもの。
- 都市計画 — 区画と道路のつながりを示す、街路や地区のレイアウト。
縮尺1:200の実例
具体的な数字があると縮尺をイメージしやすくなります。
- 敷地の間口 — 40mの境界線は図面上で20cmになります。
- 倉庫の幅 — 幅50mの建物は用紙上で25cmを占めます。
- 進入路 — 幅6mの車路は図面上で3cmです。
- 敷地の奥行き — 奥行き100mの敷地は図面上で50cmになります。
- 街区全体 — 長さ200mの街並みは図面上でちょうど1mです。