縮尺1:12とは?
縮尺1:12は、模型が実物の12分の1の大きさであることを表します。最初の数字が模型上の大きさ、後の数字が実物の大きさです。模型の1cmは実物の12cmに当たります。
この縮尺は英米の単位系に由来します。1フィートが12インチなので、英語圏では「1インチ対1フィート」を意味する「one inch scale」と呼ばれます。日本ではセンチで測るため、実物の12cmが模型で1cmになると覚えておけば十分です。ドールハウス用の家具や小物の多くは、この縮尺で作られています。日本では1/12スケールのフィギュアやバイクのプラモデルも定番です。
縮尺係数は1/12(約0.0833)です。手で計算するときは、実物の長さを12で割ると模型の長さになり、模型の長さに12を掛けると実物の大きさがわかります。両側で同じ単位を使えば、どの単位でも同じように計算できます。
縮尺1:12はどこで使われる?
縮尺1:12は、引き出しの取っ手、本の背表紙、ドアの蝶番といった細部まで再現できる大きさで、それでいて部屋ひとつ分が机の上に収まります。
- ドールハウスとルームボックス。ミニチュアの家、家具、小物で最も一般的なサイズで、メーカーが違っても部品が合います。
- コレクション用ミニチュア。小さな食べ物、本、照明、道具が1/12スケールで作られ、店やキッチンなどの情景を組み立てる愛好家も多くいます。
- アクションフィギュア。高さ約15cmのフィギュアは、身長180cmの人に当たるため1/12スケールとして売られていることが多くあります。実際の高さはブランドやキャラクターによって異なります。
- バイクや一部の車の模型。1/12スケールのバイクは全長がおよそ18cmで、エンジンやフレームの細部まで再現できます。
縮尺1:12の実例
具体的な数字で見ると、この縮尺を思い描きやすくなります。
- 3.6m×4.2mの部屋は、模型では30cm×35cmで、大きめの写真立てくらいの大きさです。
- 天井高2.4mは20cmになり、2階建てのドールハウスの高さは約40cmです。
- 高さ2mのドアは約16.7cm、幅90cmのドアは約7.5cmです。
- 160cm×200cmのベッドは約13.3cm×16.7cmになります。
- 身長180cmの人は15cmのフィギュアになり、幅1.2mの窓は10cmです。